2014年10月01日
9月14日(日)、心地よい秋風の中、「永井隆平和賞」中学生の部最優秀賞を受賞した池田風雅君が三刀屋文化体育館「アスパル」での表彰式に出席しました。雲南市は、長崎の被爆の実相を伝え続ける名作『この子を残して』で有名な永井隆博士ゆかりの地です。
体育館には大勢の方々が訪れ、平和への願を一つにしました。この日は雲南市内のほとんどの小学校から児童が参加し、式典を支えてくれていました。
池田君は「平和のとりで」というタイトルの作品を朗読し、活動を通じて学んできたことを実践し、「心の中に平和のとりでを築くこと」の大切さを訴えました。会場からは多くの拍手を頂き、平和を願う気持ちをいっそう強め、活動を継続していく決意を新たにしました。多くの人々が永井博士の言葉「如己愛人」~「己のごとく人を愛する」を引き継いでいこうとしていることを再確認できた一日となりました。このような式典に参加させて頂けたこと、様々な場面で支えて下さった方々、誰より、「如己愛人」を実践されてきた被爆者の方々に心より感謝いたします。