2015年03月07日
2月28日(土)第110回盈進高等学校卒業式が挙行されました。
当日は来賓として地元の千田学区まちづくり推進委員会委員長の吉冨秀和様をはじめ、多くの方々にご臨席を賜りました。
学校長より生徒代表へ卒業証書が授与され、新に258名の生徒が卒業し、約28000名の同窓生の仲間入りをしました。6年間あるいは3年間の皆勤の生徒達、また、全国大会などで活躍した運動部・文化部の生徒達の表彰も行われました。
学校長式辞では、建学の精神「実学の体得」が現在の世の中で当に求められていること、それを具体化するために教育目標の「自立・学び・貢献」を基に日々実践していくことの大切さを語られました。
理事長祝辞では、創立者藤井曾太郎先生の校訓6箇条の「志気遠大」のお話がありました。「これからの世の中、何をどのように選択し、どう実行することが大事であり、その力が求められる」と、卒業生にはなむけの言葉が贈られました。
また、同窓会会長・PTA会長からも心に響く祝辞をいただきました。
在校生を代表して生徒会長が送る言葉を述べ、それを受けて、卒業生を代表して4名の生徒がクラブ活動・学習活動・学級活動などをとおして学んだ、仲間や家族への感謝の気持ち、これからの大きな希望を語りました。
卒業式後、生徒達は式場を退場します。体育館の前庭では、盈進の新しい伝統になった「卒業生送り出し隊」が、先輩方を祝し、道を作り、送ってくれました。今年で9年目を迎えます。当日式場に入ることができない後輩達も先輩達をお祝いし、みんなと共に先輩達をお送りしようと始められました。今年は生徒会執行部と25クラブ(運動部・文化部)の後輩達が花道にならび、趣向を凝らして先輩達を送り出しました。一人ひとりの先輩の名前を呼名するクラブ、先輩方を応援歌で送るクラブ、お花や色紙を手渡すクラブなど、そこには先輩と後輩のあったかいつながりを感じました。さらにその様子を見守る卒業生の保護者の喜びにあふれる姿も見られました。
卒業生達は、この後、最後のHRや記念撮影を終え、無事に卒業式の1日を終えました。
卒業生のみなさん、保護者の皆様、本当におめでとうございました。どうかこれからも、母校・盈進を見守り、応援してください。