2017年08月29日
8月9日(長崎原爆の日)、長崎大学にて開催された「平和首長会議」総会において、5年の後藤泉稀さんと高橋悠太君を含む大学生や高校生が平和施策を提案しました。世界から集まった首長らは、原爆被害の発信や国際交流などに関する若い世代のアイデアを受け止めました。若者と首長たちは6班に分かれて意見を交わしました。後藤泉稀さんたちの班は、カメルーンのフォンゴ・トンゴ市のケンファック市長から「テロ被害も知ってほしい」と助言を受け、同市と被爆地との交換留学のアイデアを披露しました。他の班では、海外に住む被爆者の現地証言会の開催といった提案もありました。高橋悠太君は、7月7日に核兵器禁止条約が国連で採択されたことを受け、「各都市に平和首長会議の青年部を作りましょう!」と会場にアピールしました。この日、河野太郎外相が冒頭にあいさつ。「核兵器保有国と非保有国が深刻な対立にある。ただ一つの戦争被爆国として橋渡しをしないといけない」と述べていました。サポートしていただいた長崎市、長崎大学、広島市、広島平和文化センターをはじめ、関係の方々に心から感謝申しあげます。