2018年06月18日
6月15日(金)~17日(日)2泊3日、提携校である京都外国語大学の厚いご支援とご協力のもと、「English Tour in Kyoto」を実施しました。プログラムの組み立て、留学生への案内やサポート体制づくり、人員配置、タイムキープ等々、事前準備から当日まで、京都外大のみなさまには本当にお世話になりました。心から感謝申しあげます。
ドイツ、アメリカ、トルコ、イタリア、タイ、メキシコなどからやってきた京都外大の留学生たち。本当にみんな、とてもフレンドリーで、しかも、多言語を使いこなし、日本をこよなく愛するすばらしい学生たちでした。
「英語が得意になって、英語を通して、世界に仲間をつくり、視野を広げたい」と思っている中高生29人が参加しました。OGの猪原彩美さん(京都学国語大学外国語学部英米語学科1年)、髙橋和さん(立命館大学文学部1年)もサポートに来てくれました。先輩たちが心を込めて英語でスピーチをする姿に、後輩たちは自分を重ね、確かな目標を見つけようとしていました。
マンガ『はだしのゲン』を題材にした翻訳のワークショップ、英語解説を交えた座禅体験、嵐山でのEnglishインタビュー、京都外大のオープンスクールへの参加(留学生による案内,交流)、NET-GTAS(被爆体験を多言語で世界に発信するプロジェクト)での交流、すべて充実したプログラムでした。
京都外大の建学の精神は、「“PAX MUNDI PER LINGUAS”(言語を通して世界の平和を)」。本校の建学の精神は、「実学の体得~いかなる時代においても社会に貢献できる人材を育成する」。それをもとにした「平和・ひと・環境を大切にする教育」というテーマは、教育内容に共通した点が多いと思います。
京都という地域性を生かし、京都大学、立命館大学、同志社大学のキャンパスツアーも行いました。
「もっと英語を勉強しなければ!」。参加者全員がそう思ったことでしょう。「Practice makes perfect!」(習うより慣れよ!)です。その気持ちをずっと大事にし、日々努力する人であってほしいと願っています。