2020年12月16日
被爆75周年記念事業としての高校生「平和」の作文コンクール(主催団体:原水爆禁止日本国民会議)で5年生の酒見 知花(さかみともか)さんが最優秀賞を受賞しました。テーマは ~ 戦争のない、飢餓も貧困もない、差別もいじめもない社会、「平和」な社会をつくっていくためには、ひとり一人の命が大切にされるためには、何が必要なのでしょうか。~
酒見さんは「本気なのか~「黒い雨」控訴に思う~」というタイトルで、自身の思いをつづりました。「黒い雨」訴訟を知らなかったことに対し、「自分自身が無関心だったため、自分も被爆者を傷つけた一人かもしれない」と感じたそうです。75年の歳月が流れて、原告が次々と亡くなっている中で、「なぜ今、救済しないのか」と追及し、「核廃絶への思いが本気なのか、行政にも自分にも問い続けたい」と力強く述べました。
受賞作は原水禁のHPでご覧になれます。
http://gensuikin.peace-forum.com/2020/10/21/composition-announcement/
また、取材を受け中国新聞でも掲載されました。
以下のリンクから記事をご覧になれます。
令和2年度「心の輪を広げる体験作文」(主催:内閣府)で4年生の延 泰世(のぶやすよ)さんが最優秀賞 (内閣総理大臣賞)を受賞しました。広島県からの受賞は今回が初めてとなります。
作文のタイトルは「金さんへの誓い」。泰世さんが胎内にいる時から、金さんにお腹をさすってもらっていたこと、自分の名前の由来、そして金さんから教わり、受け継いでいくべきことなどが作文につづられています。新型コロナウイルス問題で医療従事者の方やその家族が差別されている現状を許さず、金さんの口癖、「正しく知って正しく行動する」 これを実践していくのだと、硬く決意しています。
受賞作は内閣府のHPでご覧になれます。こちらも併せてご覧ください。
https://www8.cao.go.jp/shougai/kou-kei/r02sakuhinshu/index.html
延さんも取材を受け、今後新聞に掲載される予定です。