2023年06月16日
6月6日(火)、今年度初めての「ホンモノ講座」を開催しました。今回は、日本を代表するスポーツジャーナリストとして数々の著作を残しておられる二宮清純さんにお越しいただき、「スポーツから何を学ぶか」と題して、語っていただきました。
二宮さんはまず、WBC「侍ジャパン」の優勝監督である栗山英樹さんの実践から、それぞれが「チームの一員」ではなく、「チームの代表」という意識を持つことが大事だという話をしてくださいました。次に「見積もる」をテーマに、元サンフレッチェ広島で、現サッカー日本代表監督の森保一さんをとりまくエピソードを交えて、「いま自分が何をするか」という決断力が大事だという話がありました。生徒たちにはどちらも、とても身近な話題とあって、グイグイ話に引き込まれ、自分の悩みなどと重ねて聞き入り、深く心に染み入る言葉となったようです。
「ミスを恐れてチャレンジしないことが失敗である」という言葉にも生徒が目を輝かせていました。盈進は多くの生徒がクラブに所属しています。そのため、自分と置き換えながら、どうその競技や取り組みに向き合っていくか真剣に考えたようです。
「笑顔が1番大切だよ。笑顔が1番の武器だ。」とも語ってくださいました。それを聴いている生徒も笑顔になる、本当にあたたかい講演でした。二宮先生、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
最後に、生徒の感想を紹介します。
「二宮先生のご講演には、スポーツジャーナリストとしてだけでなく、一人の人間として学ぶべき場面が多くありました。『いま何をしなければならないか』『何を守るか、何を変えるか』等々、自分の意思や意見を明確に持ち、行動力をつけていきます。」