学校法人盈進学園 盈進中学高等学校

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創立記念式典を実施

2024年11月30日

11月29日(金)、盈進学園創立120周年を迎えたことを祝う、創立記念式典を開催しました。

盈進学園は、福山の地で誕生し、地域の皆様に支えていただき、今年で120年目という節目の年を迎えました。卒業生の数は優に3万人を超え、地元福山市・府中市はもちろんのこと、日本各地で活躍しておられます。このように長い歴史を全校生徒で祝福しました。

冒頭、クラブ活動等で仲間とともに切磋琢磨し、努力を重ね、広島県ならびに全国で高い成績を収めた生徒が、優秀生徒として表彰されました。

創立記念式典に際し、鎌刈拓也学園長は、最初の卒業生を紹介したうえで、長い歴史のうえに自分たちの学び舎があることの意味を、「脚下照顧」という四字熟語を用いて語りました。これは、「自分の足元をしっかり見つめ直す」という意味です。卒業してもなお盈進は自分の足元―原点であり、多くの先輩方が自分たちの存在を見守ってくださっていることを思い、歩んでいきましょう。

次に、6月に就任した松岡宏道理事長から話がありました。盈進が、学ぶ生徒にとってよい環境、楽しい学校となるように尽力していきたいという、熱い胸の内を語りました。生徒たちには「常に、『何のために』を問い、学習やクラブ活動や行事等々に励んでもらいたい」と投げかけました。

生徒会長の二人は、「仲間に支えられてこの場に立っていること」と「盈進で大きく成長したい」という思いをまっすぐに語りました。そして、120年の歴史の上に自分たちが立っていること、盈進の未来を自分たちでつくっていくという決意を示しました。

延校長は、今年度、日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞したことに加えて、地元福山市の作家井伏鱒二の『黒い雨』を紹介し、平和を紡いでいく存在になってほしいと語りました。E・Hカーの「歴史とは、過去と現在との対話である」という言葉から、学ぶことの意味を生徒に問いかけました。

式典の最後には応援部が登場し、盈進に関わるすべての人に全力でエールを送りました。

伝統と歴史を胸に刻み、これからも生徒一人ひとりが盈進の未来を紡ぐ存在になれるよう、仲間と共に学校生活を歩んでいきましょう。

 

 

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