学校法人盈進学園 盈進中学高等学校

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理事長挨拶

盈進は、君たちと共にありつづけます

5月、理事会で鎌刈前理事長の後任として理事長に選任されました。

1904(明治37)年の創立以来、諸先輩は、明治、大正、昭和の激動と混乱の時代にあって、いつの日か実業界で活躍し、地域社会に貢献することを思い描いて盈進に集い、青春を生きました。

かつて福山地域にあった私立学校は、統廃合や公立移管されました。その歴史の中で、わが盈進のみがいま、存在し続けています。そして、盈進で結ばれた仲間たちの強い絆と誇りは脈々と紡がれ、約3万人の卒業生を雖出して、盈進は今年度、創立120年を迎えます。

盈進は、基礎学力の充実は言うに及ばず、クラブ活動を、君たちが一人の人間として成長する中高生時代のきわめて大切な活動であると考えています。そのため三年前、生徒の要望により、5つのクラブを新設しました。現在、文化部・運動部あわせて35のクラブが、最上級生(とりわけキャプテンや部長など)を中心に、生徒の自主性と主体性を最大限に尊重し、楽しく元気に活動しています。これまでの体験入部などで出会った先輩たちは、君たちの入部を心待ちにしていることでしょう。

盈進学園の経営は現在、同窓生(卒業生)を中心に担っております。私も同窓生です。それだけに、やがて盈進に入学する君たちは、単に一人の中学生、一人の高校生ということではなく、私たち私学盈進にとって、すべての生徒がかけがえのない後輩であり、盈進が発展するための大切な「継承者」であると、私たちはいつも思うのです。そして、盈進は君たちとずっと、共にありつづけたいと思っています。

盈進は、君たちの努力が実ることを心から願っています。2025年4月、咲き誇る「盈進さくら」の道に、君たちのあふれんばかりの笑顔を届けてください。盈進は、これまで歩んだ120年の歴史、伝統、誇りのすべてを込め、君たちを心から歓迎します。

2024年6月
盈進学園 理事長 松岡 宏道
写真:松岡 宏道

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