*志望理由書および面接による選考(選抜)
刺激的な北京の5日間だった。教育交流でいちばん印象に残っているのは北京の中学1年生の英語の授業だ。年下とは思えない流暢な発音と、勉強に積極的に取り組む姿勢に圧倒された。授業はオールイングリッシュで、時々聞こえてくる私語でさえ、英語という徹底ぶりだった。同時に、自分の未熟さを実感し、世界の共通語である英語をもっと勉強しなければならないと強く思った。また、現地の生徒はみんな優しく、お互いの国について話した交流時間は私にとって忘れられないひと時となった。
万里の長城や天安門広場などの歴史的な建造物も訪問した。教科書やテレビでしか見たことがない景色を目の当たりにし、感動した。歩いても、歩いても続く長い道はとても疲れたが、広大な敷地や左右対称の造りは中国の文化を思わせた。
初めて訪れた中国。目にするすべてが新鮮だった。この派遣を通して、私はさらに世界に視野を広げ、異文化理解を深めたいと思った。そしてこれからも英語の勉強を続け、世界平和に貢献する人になると決意した。