青春時代は、自らの存在を探し求め、アイデンティティーを確立していく大切な時間です。美術科では「描くこと」「作ること」を通して、真摯に自分を見つめます。そして自分の周りの世界を見つめます。個性豊かに、自己実現の喜びを感じることを目指しています。
中学校では、美術科、技術・家庭科を統合した「創作科」として独自のカリキュラムで展開しています。技術の習得、美的感性を鍛える学習やトレーニングにとりくみます。3年生では「SOUSAKU(創作)展」を行います。中学校で培った表現力をもとに個人自由制作にとりくみます。
近郊の美術館鑑賞FWなどをとおして“ホンモノ”に触れ、完成を研ぎ澄ませ集中して作るよろこびを育み、のびのびとした自己表現ができるために大切にしている科目です。
高校から行う「美術科」は音楽科、書道科との選択必修科目になりますが、中学校創作科ではぐくんだ造形の力をさらに深化させます。また美術系の大学や専門学校への進路を目指す生徒には、ていねいな進路指導を行います。