「すべての生徒はかけがえのない能力をもっている」。私たち盈進の教職員は、そう信じています。私たち盈進の教職員の使命は、すべての生徒が自分の能力を存分に発揮できる生活と学習の環境を整えるのことです。その環境の中で、「生徒は、仲間と共に、生徒自らの力によって前進し、高い目標を自らの力でつかむ」のです。私たち盈進はこの考え方を「盈進共育」と呼びます。
「盈進共育」は、激変の時代を生き抜くための盈進の新たな指針です。それは、いかなる時代にあっても決して色あせることがない私学盈進の建学の精神「実学の体得」~社会に貢献する人材の育成~の現代版です。
止まぬ紛争、格差社会、AIの時代等々、現代に生きる私たちは、予測できず、答えのない諸問題に直面しています。だから、盈進は、「平和・ひと・環境を大切にする」人材の育成を「盈進共育」の基調としているのです。
まさにいま、人類は、予測できなかった「コロナ禍」に直面しています。国境を越えたグローバルな現代自体が引き起こした矛盾に、人類は地球規模で立ち向かっています。いまこそ、ひとりひとりが、ひとりの人間として、自分で考え、自分で判断し、自分で表現し、「どう生きるか」を問われています。
盈進中学校は、このように激変するグローバルな社会に対応できる人材(グローバル教養人)の育成のために、そして、地域と国際社会に貢献できる人材を育成するために、基礎的な教科学力を身につけること(学力向上)はもちろんのこと、伝統の読書科を中心とした読書活動と語学(英語)力を身につけるための学校全体での取り組みがあります。
読書には大きく、2つの役割があります。ひとつは、自ら考えるヒントを授け、「どう生きるか」という哲学を身につけます。もうひとつは、すべての学力の土台となる「豊かな言語力」を身につけるのです。「読むことは知ること。書くことは考えること」(読書科のテーマ)なのです。
高い語学(英語)力は、グローバルな社会を生き抜くために、そして、国境を越えた連帯のために、どうしても必要な力です。盈進には、全校で毎日行うListening Timeがあります。仲間と切磋琢磨して、英語力を鍛えるのです。英語の行事で仲間と共に英語に親しみ、英検やGTECの受験をステップに、自分の目標を段階的にクリアしていきます。
2018年度入試から「パイオニアコース」を立ち上げ、「チャレンジャーコース」とともに、募集形態を2コース制に変更しています。
2コース制は、これまでよりもワンランク上を、またさらにその上をめざすためのための衣替えです。「授業こそ基本」を胸に、十分な基礎学力を修得することは言うまでもありません。それだけではなく、「社会に貢献する人材」となるために、礼儀や規律、やさしさや思いやりの心を重んじ、学級や学年の中で、仲間と共に、人間力を磨きます。
盈進は、全教職員が、常に謙虚に、生徒と共に、生徒から学び、授業や行事、クラブ活動等、学校生活の全領域で、力を合わせて、生徒の全人格の成長を支援します。そのために、教職員自身が、時代を読み抜き、社会の要請に応えられるよう、意識と行動における「自らの変革」を果たします。
目標進路は、 医歯薬、難関国公立(広島大、岡山大を含む)、難関私立大(早慶上理ICU、GMARCH、関関同立)です。
目標進路は、 国公立大、私立大(GMARCH、関関同立、産近甲龍、広島修道、その他)です。
[学科試験]専願も併願も4教科受験です。
算:100(50分)、国:100(50分)、社:100(50分)、理:100(50分) 計400点満点
[面接]専願志願者のみ、面接を行います。(併願志願者には行いません)
長期休暇における「合宿勉強会」(校内あるいは校外施設を利用。2泊~3泊)と定期試験前の「集中学習会」を実施します。
参考書、問題集においてチャレンジコースよりもワンランクレベルの高いものを使用します。定期試験もレベルは高くなります。
課題(宿題)は、基礎基本を外すことなく、難易度を高めます。
英語は、「読む・聞く・話す・書く」の4技能をバランス良く伸ばします。そのために、授業に「ラウンド制」を取り入れ、ネイティブ教員も含めた英語での授業展開を基本とします。
「英検」は2年生まで全員受験とします。3年生からは、「GTEC」を全員受験します。(「英検」は当然、奨励し、サポートします)「英検」や「GTEC」は授業内容にも反映し、中学校3年1学期に「準2級」程度の修得をめざします。
*協定校の京都外国語大学との連携事業で、外大の先生の「出前講義」や留学生との交流があります。
盈進中学校再開(1992年)以来、すべての学力のベースとなる「豊かな言語力」を育んできた「盈進共育」独自の「読書科」を中心として、「にんげん科」で「確かな倫理観」を、「創作科」で「キラリと光る独創性」を身につけます。この「ひとづくり3教科」で、にんげんとして「どう生きるか」という哲学を見つめます。生徒たちは、自分たちの力で、成長期に必要な感性を磨き、これからの社会に求められる「思考力・判断力・表現力」を育みます。
校舎は全教室プロジェクター完備、ほぼ全エリアWi-Fi完備という環境が整っています。2020年から、すべての生徒がタブレット(iPad)を持ち、すべての生活・学習環境で、ICTを活用しています。
英語力向上のために、学校あげて取り組みます。リスニングの力は、受験の合否を大きく左右するだけではなく、グローバル社会を生き抜くために大切な力です。毎日10分間、全校あげて、リスニング力の強化に努めます。
また、英検受験期には、「英検フェスタ」(1週間~10日)を実施し、英単語力アップに全校あげて取り組みます。
「英検」は2年生まで全員受験です。3年生からは、「GTEC」を全員受験します。(「英検」は当然、奨励し、サポートします)「英検」や「GTEC」は授業内容にも反映します。
中高一貫の「盈進共育」で、先輩から学び、仲間と共に、目標をより早く、より高く設定して、自ら心と体を鍛えます。(原則、クラブ活動へ参加します)
ひとを思いやる、ひとの痛みがわかる生徒になるために、年間数回のボランティア活動を義務づけ、社会貢献の心を育みます。
社会に貢献し、活躍する「ホンモノ」に出合い、その生き方に学びます。「学習する意味」(なぜ学ぶのか)「生きる意味」「働く意味」を体感し、早期に目標を明確にします。
教育協定校である「沖縄尚学高等学校附属中学校」との連携で短期留学制度を導入します。
原則、3年間同じコースです。(ただし、入学後本人と保護者の強い要望で違うコースを希望する場合は、審査により校長が決定します)
高校1年(高校進学時)
※高校2年次より、理系、文系に分かれます。どのようなクラス編成にするか、検討中です。
盈進中学校で夢(ドリーム)を大きく咲かせたいと願う児童に対する専願入試制度です。
「盈進中学校ドリーム入試に関するQ&A」も合わせてご覧ください。
(同窓会が、母校の発展に寄与する目的で、盈進学園同窓会奨学金制度を設けています。)経済的な支援を必要とする児童・生徒をより広く支援します。
選考基準 | 在学中、学費負担者の突然の家庭環境急変・不測の事態が起きた家庭(児童・生徒) |
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期間 | 最大6年間 |
金額 | 最大年間20万円の給付 |
選考基準 |
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期間 | 原則、中学3年間 |
金額 |
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盈進には、勉強、スポーツ、芸術、文化、ボランティア・・・盈進なら、どんな生徒も、どこかの分野で、本気で打ち込める環境と、それを互いに認め合う風土があります。生徒はみんな、「未来からの留学生」です。「盈進共育」で、知性とやさしさにあふれ、たくましく育ち、自分の翼で、未来に帰ってほしいと願っています。盈進は、あなたたち「未来からの留学生」を待っています。盈進は、すべての生徒を大切にします。