学校法人盈進学園 盈進中学高等学校

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書道科

「書」は東洋の美、その豊かな表現を学ぶ

高等学校の「書道」の学習では、漢字仮名交じりの書・中国や日本の古典の臨書・篆刻・仮名などの学習を行います。そしてそれらを通して書を愛する心情を育てると共に、自分自身の眼で美を甘受し、豊かな表現力を身につけることを目指します。そして美に触れることで心も豊かになることを願っています。

美に触れ、心を豊かにする

「書」、それは文字を素材とする造形芸術です。東洋で生まれた漢字と仮名文字の美しい形、豊かな線。先人の残した古典からその美を発見し、創造的な美を追究していきます。「スッ、スッ、スッ」、シーンとした教室に墨の磨る音だけが響いてくる。時間と共に墨のかすかな香りが漂ってくる。気持ちを落ち着け、筆に墨を含ませ真っ白な半紙に向かう。1度きりのやり直しのきかない場面を迎え、緊張の中で筆先が紙に触れる。美にあこがれ、美を求める活動の中で感動する喜びを知り、豊かな心を育んでいきます。

墨を磨ることから授業が始まりました。今まで経験の無いことでした。そして静かな中で時間を忘れて集中できました。1年間、中学までと違う書道の分野を学ぶことができました。そして奥が深いなあと思いました。篆刻の学習では自分の名前を刻ることもでき、貴重な体験ができました。1年間ありがとうございました。
(4年生(高1)「授業に対しての意見・感想」1年間を振り返っての生徒たちの声より)

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