ローマ教皇(フランシスコ)が24日夕、38年ぶりに被爆地広島を訪れました。平和記念公園で行われた「平和のための集い」に、本校生徒4人とOB1人の計5人が、核廃絶の活動が評価され、招待されました。5人は、教皇が発した「戦争のために原子力を使用することは、犯罪以外の何物でもなく、倫理に反する」とのメッセージを間近で聞きました。5人は、6年・上原萌さん、5年・馬屋原瑠美さん、石田祥子さん、4年・酒見知花さん、OB・池田風雅くん(広島大学1年)です。
馬屋原さんは事前にローマ教皇に手紙を出し、「被爆者から直接、話を聞いてほしい」と訴えていました。後日、その手紙を読んだローマ教皇の指示で、ローマ教皇庁から、「確かにあなたの思いを受け止めました」とのメッセージが書かれた手紙が送られてきました。
また、2019年3月に卒業して現在、アイルランドに留学中の重政優さんが、「NHK WEB NEWS:ローマ法王訪日~被爆者へのメッセージ~」で特集されています。アイルランド生活の重政優さんの写真もあります。是非、ご覧下さい。
盈進在学中、重政さんは高校2年生のクリスマスに、バチカンを訪れローマ教皇と対話しました。重政優さんがローマ教皇と対話するきっかけとなった作文も添付します。