被爆者の平均年齢が高くなり、次世代の私たちは彼らの思いをさらに背負って発信していかなければならないと実感しました。国連本部でのプレゼンや学校訪問を通して、人種や年齢、国籍関係なく、国際社会が連帯して、お互いを認め合ったら、本当の平和が実現できると思います。これからも、特に子どもたちに、そのことを伝え続けたい。
国連本部では、心を込めて英語で「もう誰にも自分と同じ思いをさせてはならない」という被爆者の思想を訴えました。大きくうなずき、熱心に聞いてくださり、涙を流して、「すばらしかった。いっしょに力を合わせよう」と言ってくださった方もいました。人種や言語、文化が違ってもそこに確かな思いがあればつながり、核廃絶は必ずできると確信しました。