高橋さんは2015年3月、「奥・井ノ上記念青少年国連視察団」として、ニューヨーク国際連合本部の視察、国連関係者との懇談等に参加しました。作文のテーマは、「東日本大震災の経験を踏まえ日本が国連で果たすべき役割 ~防災・減災教育の開発を~」です。
教育を展開するには、まず、学校教育を受けられる環境を保障することが大切となる。そのためには、ODAなどの国際援助もますます重要になってくるに違いない。
「あれから3年。私たちにとってはもう3年ではなく『まだ3年』です」。2014年3月に届いた最愛の夫を津波で失った遠藤さんさんからの手紙にはそう記してあった。
被災者の存在と思いを忘れず、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する」(日本国憲法)ためにも、被爆国・被災国日本の国連での役割は大きい。
人生最初の海外旅行でもあった。語学の大切さを痛感した。自分の英語は世界で通用しないことを思い知った。語学は相手を尊重し、相手を理解するための大切なツールだと実感した。もっと勉強し、自分の世界を広げる。かけがえのない出会いのお陰で外務省や国連へ。出会った方々に感謝し、日本や世界のために一歩踏み出せる人間になりたい。