高橋くんは2016年3月、「奥・井ノ上記念青少年国連視察団」として、ニューヨーク国際連合本部の視察、国連関係者との懇談等に参加しました。作文のテーマは、『「核兵器のない世界」にするために国連の中で日本がすべきこと』です。
私たちは、かつて、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世が広島を訪れ、こう言ったことも思い出すべきである。「ヒロシマを考えることは、核戦争を拒否すること。ヒロシマを考えることは、平和に対しての責任を取ること」(1981年)。「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」(ユネスコ憲章)。「被爆証言コーナー」は必ず、国連の平和の精神に合致しそのための教育に寄与するものになろう。
私は教育こそ平和の第一歩だと考える。教育が普及すれば貧困や紛争はなくなる。世界はきっと平和になり、幸せがあふれる。・・・私が、今回の派遣を糧に、勉強できる環境にいることに感謝し、「使える」英語を学び、多くの人とつながる。他者の意見に惑わされることなく、自分で調べて、考察して、自身の思想を築く。そして教育を普及させ、世界平和に貢献できる人になりたい。